すぐに取り組める!ちょこっとアレンジアイデア

※記載内容は先生方からいただいた内容をもとに、ロッテ教育支援事務局にて編集しています。

授業アイデア

食育

意欲喚起

よく噛めたかな? 給食メニューをもとに自分の食べ方をふりかえる

実施学年

:1年生

実施のタイミング

:授業導入

方法・手順

  • 授業実施日より前に、よく噛む食材やメニューを含む給食の写真を撮影。
  • 写真をスライド教材の導入の位置に追加。
  • 授業の最初に写真を見せながら給食のメニューや入っている食材を紹介し、よく噛む食材(メニュー)はどれか、よく噛んで食べることができたかを問いかける。

教員の声

自分の食べているものや食べ方に興味をもち、「噛み方を知りたい」「よく噛んで食べたい」という意欲につながりました。

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食育

歯科指導

知識理解

噛むことに加えて、唾液の役割も紹介

実施学年

:1年生

実施のタイミング

:噛むことの効果解説

方法・手順

  • 唾液の役割について2~3分で紹介できるよう解説内容を整理。

    例)‐汚れを洗い流す

    ‐むし歯の原因になる菌が増えるのを抑える

  • 噛むことの効果「唾がたくさん出て口の中がきれいになる」の後ろに、スライドを追加。
  • 「むし歯になりにくくなる理由はね・・・」と詳しく解説を行う。

教員の声

スライド教材の内容に合わせてポイントを絞って伝えることで、児童にこれまでの歯科指導とつながりを意識させることができました。

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食育

意欲喚起

一人一台端末

自分たちの普段の食べ方を動画で確認。噛めているかチェック!

実施学年

:2年生

実施のタイミング

:噛み方の確認

方法・手順

  • 授業前の給食時間に、児童の食事の様子を教員が動画で撮影。※食べる姿勢や、どのくらい噛んでいるか(口が動く様子や、一口目を食べてから次の一口を食べるまでの間隔など)がわかりやすいもの。1~2分程度。
  • 授業当日に教材を使い噛み方を説明した後、教室モニターでいつもの食べ方を確認。動画を見て、気づいたことや感じたことを児童に発表させる。
  • できていなかった部分を意識しながら、咀嚼チェックガムを使って噛み方を練習。

教員の声

噛めている子、噛めていない子が特定できないよう、動画のアングルに注意し撮影しました。動画に映る自分たちを見て、よく噛めていなかったことを認識できたようで、噛み方を練習する意欲につながりました。

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家庭連携

一人一台端末

使用後の咀嚼チェックガム画像を、おうちの人にも見てもらおう!

実施学年

:2年生

実施のタイミング

:咀嚼チェックガム体験

方法・手順

  • 授業前に、児童の端末をすぐに使える状態にしておく。
  • 60回噛んだ後の咀嚼チェックガムを各自の端末で写真撮影させ、児童自身が確認できる場所に保存させる。
  • 端末を持ち帰らせるなどして、今どのくらい噛むことができるのかをおうちの人と一緒に確認する宿題を出す。

教員の声

児童の実態を保護者に知ってもらうきっかけになりました。事後活動で咀嚼チェックガムを噛んだ時に、最初の色と見比べることで、噛み方が身についてきたことを確認できた児童もいました。

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食育

健康教育

教科連動

道徳の授業で噛むことについて事前学習

実施学年

:2年生

実施のタイミング

:『めざせ!かむことマスター』授業前

方法・手順

  • 『めざせ!かむことマスター』授業を実施前に、道徳の教科書に掲載されている噛むことをテーマにした教材を活用して授業を実施。
  • 道徳の授業を通して、食べることと健康がつながっていること、よく噛むことが健康のためにできることの一つであることを確認する。
  • 「よく噛むためには、噛み方を知ることが大切だよ。」と伝え、その後に実施する『めざせ!かむことマスター』の授業につなげる。

教員の声

自分の健康のために、自分が行動する必要があることに気づき、噛み方を学ばなければ!という気持ちを高めた状態で、『めざせ!かむことマスター』を始めることができました。

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食育

意欲喚起

オリジナルワークシートで目標設定し、ふりかえり

実施学年

:2年生

実施のタイミング

:咀嚼チェックガム体験
授業ふりかえり

方法・手順

  • 児童が「一番がんばりたいこと」を決め目標を設定するためのオリジナルワークシートを準備。
  • 授業後、1週間のチャレンジ後、3か月後にもワークシートを使って、目標が達成できているかふりかえることを通して、今、自分がよく噛めているかを確認。

教員の声

自分で目標を設定することが、意欲につながりました。また、がんばることを1つに絞らせることで、それぞれの児童が少しずつでも確実に噛むことができるようになってきていると感じます。

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食育

教員が課題と感じる題材を〇×クイズに

実施学年

:2年生

実施のタイミング

:咀嚼チェックガム体験

方法・手順

  • 児童の食事の仕方について、教員が課題と感じていることを題材にクイズを作成。
  • 咀嚼チェックガムを噛む体験の後にクイズを実施。
  • よく噛むために、「食事の仕方」についても具体的に指導を行う。

教員作成のオリジナルスライド

教員の声

日頃から気になっていたけれど、指導する機会をもつことができていなかったことについても、噛むことと関連づけて指導することができました。

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事後活動アイデア

食育

給食指導

継続支援

キャラクターが給食中に噛むことを応援

実施学年

:1年生

実施のタイミング

:給食時間

方法・手順

  • 給食中の各クラスの巡回をサポートしてくれるキャラクター(ぬいぐるみ)を決定。
  • キャラクターと一緒に教室を回り、給食の様子を確認。
  • よく噛んでいるか、かむときの①②③を覚えているかなどキャラクターが児童にインタビューをしながら、学習のふりかえりや、噛むことへの意欲を喚起する。

教員の声

給食時間中、キャラクターを見つけると、教員が声をかけなくても、学習したことを思い出し、笑顔で姿勢を正したり、大きく口を動かしたりする姿が見られ、主体的な行動につながっています。

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食育

給食を味わうヒントを紹介する追加授業を実施

実施学年

:1年生

実施のタイミング

:事後学習(特別活動の時間を活用)

方法・手順

  • 学んだことを、日ごろの食育指導と関連づけながらふりかえることができるよう、事後活動期間中に追加授業を計画。
  • 学習内容
    ‐箸の持ち方と食べ方(食事のマナー)
    ‐噛むことの効果(絵本の読み聞かせ)
    ‐かむときの①②③(噛み方)の確認
  • 4時間目に授業を実施して、学んだことを思い出しながら給食を食べるように指導。

教員の声

噛むことがみんなで楽しく食べることにもつながっていることを伝えることができました。日頃指導している内容と関連づけて伝えることで、児童にこまめに声をかけやすくなりました。

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食育

健康教育

地域連携

絵本の読み聞かせで楽しみながら、学習をふりかえる

実施学年

:1~2年生

実施のタイミング

:給食前、朝読書など

方法・手順

  • 噛むことや食べ物の音・味などに関連する本を選定。
  • 読み聞かせボランティアの方や担任の先生などと協力し、定期的に読み聞かせを実施。

教員の声

絵本は、絵と音、ストーリーで楽しむことができるので、低学年にはピッタリ。食べる楽しさや、体と噛むことの関係など楽しみながら深めることができました。

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健康教育

継続支援

委員会活動

スライドを印刷して保健室掲示にアレンジ!

実施学年

:全学年向け

実施のタイミング

:授業後

方法・手順

  • スライド教材の「よくかむとどんないいことがあるのかな?」(噛むことの効果と解説)「たしかめよう!かむときの①②③」(噛み方の確認)を印刷して、伝える情報を整理。
  • オリジナルで考えたタイトルなどを追加で準備して、保健室の掲示板に、学校で取り組んでいる活動の一つとして掲示して紹介。

一部教員のオリジナル掲示物

教員の声

授業をしていない学年にも伝えたり、保健委員が全校に啓発する活動を考えたりするきっかけになっています。

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継続支援

一人一台端末

委員会活動

オリジナルゲーム「かむかむの森」でモチベーションアップ

実施学年

:2年生

実施のタイミング

:給食後、休み時間

方法・手順

  • 児童のアイデアをもとに、かむときの①②③ができたら、キャラクターがもらえる、というオリジナルゲームを企画。
  • 端末を活用し「森の背景」と教材の動物の他に、児童の考えた「キャラクター画像」を配信する仕組みを準備。
  • 給食でよく噛めたら、保健委員に報告し、キャラクターを配信してもらう。

教員の声

ゲームの要素を取り入れることで、教員が指導しなくても、児童同士で声をかけ合って、楽しみながら取り組むことができました。

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健康教育

継続支援

委員会活動

児童のアイデア「姿勢ペンダント」でいつも姿勢を意識

実施学年

:2年生

実施のタイミング

:授業、給食時間

方法・手順

  • 「委員会として低学年の健康をサポートしたい!」と保健委員会が姿勢を意識するペンダントを作成し配付。
  • ペンダントを首に掛け、かむときの①②③を継続。

教員の声

授業中に首から掛けておくことで、姿勢だけでなく、よく噛むことも忘れず意識することにつながりました。

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家庭連携アイデア

食育

継続支援

給食で提供しているカミカミメニューのレシピ配付

実施学年

:2年生

実施のタイミング

:事後活動終了後

方法・手順

  • コロナ禍に配付した給食レシピ集の中からよく噛むメニューを抜粋。
  • 授業を実施した学年の児童数分印刷し、保護者向けに配付。

教員の声

活動の継続にはおうちの人の理解と協力が不可欠なので、保護者の行動につなげる資料を配付しました。既存の資料をいかしたことで、手間をかけずに準備・配付することができました。

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健康教育

興味喚起

参観日、保護者と一緒にデンタルミラーでお口のチェック

実施学年

:1年生

実施のタイミング

:参観日の授業の導入

方法・手順

  • 事前に児童一人につき1本デンタルミラーを準備。
  • 参観当日は、保護者と児童が並んで座れるよう座席を配置。(家庭科室など広い教室での実施を推奨)
  • 授業の最初に保護者にデンタルミラーを渡し、子どもの頭を膝にのせ、歯の汚れや、むし歯の有無、歯列などを確認してもらう。
  • 成長のためには歯が大切なことを伝えたうえで、歯を使って噛むことを学ぶことを伝え、『めざせ!かむことマスター』の授業を開始。

教員の声

児童だけでなく、保護者の方にも我が子の口腔環境やその維持・管理に興味をもってもらうことにつながりました。

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食育

健康教育

継続支援

「よくかんで食べよう」おたよりで呼びかけ

実施学年

:全学年

実施のタイミング

:事後活動終了後

方法・手順

  • 噛むことをテーマにした給食だよりで、「噛めていない食べ方」を具体的に紹介。
  • おうちの人に子どもたちの「食べ方(噛み方)」に注目するよう呼びかける。

教員の声

給食だよりは全学年に配付なので、実施学年以外の児童や保護者にも自分の食事の仕方や噛み方を見直してもらうきっかけができました。

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